空の色をした作業着

「俺の背中を見ておけ」って大声を出すけど その背中は一体どこにあるの? 7時過ぎには家を出て 帰ってくるのは夜中過ぎ 週に1度の休日に 足を向けるのは競輪場だ ほら あなたの背中はどこにもない すすけた青い作業着 黒いオイルにまみれたその服は もう…

嫁に頭が上がらないわけ

2月14日、カナダでは今日がバレンタインデーでした。 この日は大好きなチョコレートの日であると同時に、自分たちの結婚記念日でもあります。 同じ名字になってから11年目の記念日、自分は今年も仕事でした。 籍を入れる時、忘れないようにと分かりやす…

行き場のない感情は、どこへ流せばいいのだろう

皆さんには学校や職場、もしくは住んでいる街などに自分1人になれる場所がありますか? 自分は、あります。 というか、新しい所へ行くと、まずその候補地を探します。 小さな神社の拝殿裏 人気のないデパートの屋上 決まった駅の階段下ベンチ 誰も使ってい…

これは超能力ですか?

ミスターマリックにトランプマン、そしてユリゲラー。 自分は子供の頃、この3人を本物の超能力者だと信じていました(ユリゲラーに関しては未だにグレーゾーン)。 もちろん、「手品」や「トリック」といった言葉は知っていましたが、変に裏を読み (この人…

リア充 ”勝手に” 解体新書

本題とのリンクが見えづらいと思いますが、この記事のサブタイトルは 「あなたは、まだポイントを振り分けていないだけなのかもしれない」 という、やけに長いものになっております。 「リア充」 自分がまだ日本にいた頃には、存在していなかった言葉。いや…

どうしたらいいのか分からなかったので、服を脱いで走った

記事の冒頭ですが、頭を下げさせていただきます。 タイトルだけを冷静に見ると、ただの変態です。 上の題から得られる第一印象は、間違いなく頭のおかしな人です。 これから順を追って話を進めていきますので、どうか釈明の余地をください。 突然ですが、皆…

「もしも」の世界は、パラレルワールド

パラレルワールド。 今いる世界と並行して存在する、もうひとつの世界。 皆さんは「if もしも」というテレビドラマを覚えていますか? 1話完結の物語の中で分岐点があり、それぞれ選んだ選択によって結末が変わるお話です。 随分、昔に放送されたものなので…

家へ帰ろう

家は、居場所。 皆さんにとって、「家」とは何ですか? 一口に「家」といっても、その定義は人によってバラつきがあると思います。 ある人にとって「家」とは、家族団欒の場所であり、またある人にとっては、雨風をしのいで眠るだけのスペースという意味しか…

ハッシュタグ「人間を出せ」

前回の記事の続きです。 yoshitakaoka.hatenablog.com ハッシュタグ「人間を出せ」の世界。 これ、個人的に十分あり得る未来だと思います。 自分が例えに出した2037年、今から20年後の世界なんですけど、現在の進化のスピードを考えたら、きっと想像以…

ようこそ、ホテル「近未来」へ

「未来」と言っても、何百年も先の話ではなく、何十年先の「近未来」。 例えば、今から20年先の2037年。 地球がどうなっているとかいう話はひとまず置いておいて、一部分にクローズアップ。 映し出すのはホテル。 自分が以前、働いていた場所の20年…

きっと、あなたに会っていた

似ていたとしても、同じものは二つとない。 自分は人の感性に、とても興味があります。 その人が生きている中で、何を感じ、何を思い、そして何を考えているのか知りたいのです。 他人の感受性は、いわば無限に広がるパラダイス銀河。 大丈夫です。気が触れ…

時空を超える電話

年末から続いていた恐怖のインフェルノマラソンが昨日で終了しました。 ホリデーシーズンの期間中、あれだけ人や車でごった返していた街が嘘のように、今ではひっそりと静まり返っています。 雪が被り、真っ白になった世界で、お店の看板だけがキラキラと続…

どうか、仮面は付けたままで

プライベートとパブリックの境界線。 決して、うやむやにしてはいけない大事なライン。 仮面を付けて社会を生きる。 作り込んだソトヅラは、出会う人への思いやりだ。 お外は、あなたの家ではない。 だから、どうか仮面を外さないで。 毎日みんなが、それぞ…

年が明けたその瞬間、僕はバットマンの苦情を聞いていた

皆様、あけましておめでとうございます。 2016年は自分の書いた文章を読んでくださり、ありがとうございました。 スターやブックマークを付けて頂いたり、コメントをくださった方々、本当に嬉しかったです。 このブログを始めて、「書く」ことだけではな…

誰かが誰かを笑う世界

今日も誰かが誰かを笑う。 笑われる基準にフェアなルールは存在しない。 白人さんのヘタな日本語は、バカにしないし笑わない。 黒人さんのヘタな日本語は、バカにしないで笑う。 アジア人のヘタな日本語は、バカにして笑う。 人の言葉を笑う人は、言葉で笑わ…

THE・内弁慶 VS 会社のパーティー

ザ・内弁慶。 正確に発音すると、ジ・内弁慶になりますが、ここでは便宜上「ザ・内弁慶」で統一したいと思います。 ザ・内弁慶。この限りなく後ろ向きな名前は、キン肉マンの超人募集コーナーに投稿しても、決して日の目を浴びることはないでしょう。 仕事中…

聖なる夜の後悔

おにぃーさーん、ここに来る途中で節操を落としてきちゃったでしょ? ほら、急いで拾いに戻ったほうがいいよ。 おねぇーさーん、羞恥心、家に置いたままで忘れてるよ。悪いことは言わないから面倒が起きる前に一旦取りに帰りなよ。 おじさーん、ポッケから変…

高橋名人チルドレンよ、立ち上がる時がきた

高橋名人チルドレンに告ぐ 時は来た "The time has come" だ 同じことを2回続けて伝えなくてはならない程、とっくに機は熟している 2016年も、もうあと僅か これ以上、待っていてはダメだ 君達はロストジェネレーションを生きてきたのではない アナログ…

それは、結婚式じゃないヨ

先日、職場で、ベジタリアンなのに隠れベーコン愛食家であるインド人N君と、結婚式についての話をしました。きっかけはついこの間、式をあげた親友の話題です。 ベーコンと同じくらい日本にも関心があるN君は、ジャパニーズ ウエディング セレモニーに並々な…

そこで音楽は鳴っているか?

気がつけば、2016年も残すところあと少し。 時が経つのが早すぎて、誰かに2ヶ月ほどチョロまかされた錯覚を覚えます。恐ろしい。 時間もそうですが、進むスピードに驚きを隠せないのは、テクノロジーも同じです。 例えば、電話。 小学校時代の黒電話に…

タキシードを着た友人は、自分の知らない顔をして頭を下げた

先日、親友の1人が結婚しました。 自分は帰国が叶わず、式に参加することは出来ませんでしたが、送ってもらった写真や映像を通して、その場にいる気分に浸りました。 久しぶりに見た、みんなの顔。本当に良い表情をしていました。 それと同時に、映し出され…

馬に引きずられて分かったこと

突然ですが、皆さんは動物の考えている事を知りたいですか? それとも、知りたくないですか? 自分は、知りたくないです。 ウチには、大好きで大好きで、愛してやまないニャンズがいます。 自分は、彼らと気持ちが固く通じ合っていると信じていますが、心の…

「へけけ」の国から、こんにちは

カナダへ移住してから幾つものカルチャーショックを経験しましたが、心の底から「ショック」を受けたのは、当のカナダ文化からではありません。 コンビニの店員が自然体すぎる(スマホ接客や、ポテチぼりぼり接客)、スーパーなどで大型カートを通路の真ん中…

「大丈夫だ」と伝えたい

伝えたい言葉がある 手段は選ばない メモでも、新聞の広告でも、駅のホームのアドバタイズや掲示板だっていい どうにかしてあなたの目に止まって欲しい、「大丈夫だ」というメッセージ カナダに移住してから、自分はとにかく生き残ることを最優先に動いてき…

愛しのタテ耳と、白い靴下

突然ですが、自分はネコが好きです。 正確に言うと、「好き」という気持ちで収まりきれないほど、愛しています。 あの、顔。あの、仕草。お腹なんか見せちゃうものなら、もう至福の極みです。 何なんですかね、ネコって。何で、あんなに可愛いんですかね。 …

誰もいないグラウンドを見ていた

忘れてしまっても、なくなってはいない。 姿が見えなくても、変わらずそこに居続ける。 記憶は不思議です。 日常生活の中で、しょっちゅう呼び出される「1軍」の記憶と、長いこと登場機会のない「3軍」の記憶。 活躍頻度の違いはあれど、どちらも老け込む…

3人の鉄人

カナダへ来て10年が過ぎましたが、未だに驚かされることがあります。 それは、この国における日本文化の浸透率の高さです。 「文化」という言葉を使うと少し固くなるので、この場合「エンターテインメント」と表記する方が正しいのかもしれません。 まあ、…

日本製人間・タイプ S - 54 が見た「あの頃」の世界

タイプ S - 54。 製造された年が刻まれたボディー。まだまだ稼働に問題はないが、最先端とは程遠いロットナンバー。 僕らは、アナログとデジタルの狭間に量産された世代。 同じ工場で生産された皆様、故障もなく、お達者ですか? タイプ S - 50 番台、もしく…

お前のザイオンは、どこだ?

昨日の記事の続きです。 yoshitakaoka.hatenablog.com 小太りバドワイザーに無理を聞いてもらい、地下の騒音地獄から抜け出した自分は、1階の角部屋で人間的な生活を手に入れました。 「下はうるさかっただろ。悪い奴らじゃないんだ。ただ、若いだけだ」 1…

めぞん《ヤーマン》一刻

「寮生活」というものを、自分は今までで一度だけ経験したことがあります。 期間は5ヶ月。場所はオンタリオ州のコテージカントリーとして知られる、ムスコカという場所でした。 自分が昔から抱いていた寮生活のイメージは、「めぞん一刻」もしくは「ツルモ…

© Copyright 2016 - 2017 想像は終わらない : 高岡ヨシ All Rights Reserved.