高橋名人チルドレンよ、立ち上がる時がきた

高橋名人チルドレンに告ぐ

 

時は来た

"The time has come" だ

同じことを2回続けて伝えなくてはならない程、とっくに機は熟している

2016年も、もうあと僅か 

これ以上、待っていてはダメだ

 

君達はロストジェネレーションを生きてきたのではない

アナログとデジタルの狭間を彷徨っていただけだ

中途半端で、どっち付かずだって? 

いやいや、どちらの世界でも対応可能だと言って頂きたい

私達の存在は、言うなれば「ドッチーモ」

ん? PHSにも携帯にもなれる優れもの、ドッチーモを覚えていない?

君は一体、何を言っているんだ?

テクノロジーガジェット大好き世代の君達なら、しっかりと記憶の中にあるだろう

鈴木京香とタッキーがすれ違う、あのCMだ

ドラゴンクエスト2のとんでもなく長い復活の呪文を空で言えた君達だ、忘れたとは言わせない

 

高橋名人チルドレンよ、最初に伝えておくことがある

辛い時は、逃げるんだ

あの時、繰り返したピンポンダッシュ(今も昔も絶対やってはダメだ)によって培われた瞬発力は、今も生きているだろう

最近、全力で走ってないって?

心配ない、君はただ走り方を忘れているだけだ

いざとなったら、あの頃のように風を切ったブレードランナーと同じ速さで走れるはずだ

 

ここまで生きてきた君達なら分かると思うが、世の中は案外たくさんの「ずっちぃーな」で溢れかえっている

今、君の眼の前には、あの当時憧れた月9、及び、ボクたちのドラマシリーズとは掛け離れた世界が広がっているのかもしれない

でも、大丈夫

キツくなたら立ち止まり、後ろを見ればいい

振り返れば、ヤツがいる

そう、カンチがいる

なんなら、リカもいる 

君は一人じゃない

 

高橋名人チルドレンよ、もう縮こまるのはやめよう

社会の不条理が何だ

そんなものは、理不尽極まりないファミコンカセットに比べたら大したことではないではないか

説明もなく無慈悲なカオスが始まる「たけしの挑戦状」を思い出せ

それでも足りないなら、エメラルドグリーンのモンスター「元祖西遊記」はどうだ

ヒントも道標も何もない中、何度も同じ失敗をしてはリセットを押し、どうにか答えを見つけ出したあの忍耐力があれば、今携わっている仕事の問題など痛くも痒くもないはずだ

 

高橋名人チルドレンよ、下からの突き上げが苦しいと感じるのは、幻覚だ

思い出してみよう

君達の学年に何クラスあった? 

クラスに生徒が何人いた?

無駄に競争率の高い時代に生まれ、「個性」という言葉を知らない指導者から数字だけでしか評価されない青春を過ごしたではないか

下からの突き上げが何だ

一列に並んだ横からの引っ張り合い、リーゼント with 短ラン・ボンタン スタイル、はたまた、ロングスカート with ロン毛パーマ・真紅の口紅に身を包んだ上からの押さえつけと比較したら、可愛いものだろう

リアル熱血くにおくんワールドから生還した君達に、怖いものなどもう何もない

 

高橋名人チルドレンよ、終わりの見えない自分殺しとはサヨナラしよう

「若いヤツの発想には、追いつけない」と自分を卑下するのは、単なる決めつけだ

君達の想像力や発想力は素晴らしい

マリックもビックリなんだ

君達は、スライドしてタップすれば世界と繋がる魔法のタブレットとは無縁の幼少期を過ごしたが、もう一度、自分の過去をちゃんと振り返って欲しい

いつも同じ表情で笑うリカちゃん人形や、黒船バービー人形&無表情のケン君、色の付いていないキン肉マン消しゴムや、腕を直角にしか動かせなかったウルトラマンフィギュア達に命を吹き込んだのは、どこの誰だ?

彼らに魂を入れ、その表情を豊かにしたのは紛れもない君達なんだ

シルバニアファミリーとレゴの街を作り上げた自分のクリエイティビティを侮ってはいけない

ワックスを使わずにケープのスプレーだけで髪型をバッチリ決められるあなたは、間違いなくアーティストなんだ

 

高橋名人チルドレンよ、個性が強いニューカマー達を恐れてはいけない

生まれた時代や育った環境の違いによって、彼らの言葉遣いや態度は君達を驚かすかもしれない

でも、気にすることではない

彼らは彼らの時代を生きてきただけだ

高橋名人チルドレンである君達は、大きな度量を持っている

君達が小さかった頃に娯楽の全てだったテレビは、今より規制が厳しくなく正直、何でもアリのおもちゃ箱だった

ドリフ、ひょうきん族、加トケン、とんねるず、ウッチャンナンチャン

番組で言えば夢で逢えたら、とぶくすり、そして、素っ裸牧場など

結構過激な内容を、家族と一緒にお茶の間で楽しめることが出来た君達だったら、何だって受け入れられるはずだ

あの新加勢大周の存在だって飲み込んだのだから、少し明後日の方向を見ている後輩たちにも、問題なく笑顔を見せられるだろう

 

高橋名人チルドレンよ、もう少しだけ話を聞いてくれ

もし君達が笑うことも、泣くことも、逃げることも出来なくなった時は、どうかゆっくりと休んで欲しい

「鬱」という言葉の地位が皆無だった現実を生きてきた君たち

走り抜くことで今の立場を築いてきた頑張り屋さん

そんな君達だからこそ、危ないと思ったら必ず心と体に休息を与えてやって欲しい

周りの目なんて気にするな

そんなものには中指を立ててくれ

大事なのは命だ

君は沈没するんじゃない、休養するだけだ

「俺らの時代はもっと厳しかった」なんて言葉は耳に入れなくていい

皆、意味があってそれぞれの時代に生まれているんだ

「いい年して、何やってるの」という忠告には白目を剥け

全くもって逆だ

いい年になった今だからこそ、精神のメンテナンスが必要なのだ

心の片付けをする際に、一番最初に捨てるべきものは「世間体」だ

明星のバックナンバーをゴミ箱に入れるくらいなら、そいつを先にポイっとしてくれ

片上げをしたフッくんのピンナップの方が、世間体より数倍の価値がある

 

高橋名人チルドレンよ、君達はいつだって走り出せる

蜂のマークでお馴染みのハドソン「シュウォッチ」で鍛え上げた連打力は、どんな障害も打ち崩せるだろう

我らが師匠、高橋名人が連打でスイカを割ったように

大丈夫、君の連打力は衰えてはいない

学生時代、公衆電話のボタンを連打して送った数え切れないポケベルへのメッセージが何よりの証拠だ

一人で壊せない壁があるのなら、いつでもファミコンのツーコンマイクを通して私を呼んでくれ

キャプテンサンタの白いセータを肩にかけて、君の前に現れるだろう

 

高橋名人チルドレンよ、The World is yours だ

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(空に月。長方形の枠から、クリスマスツリーと滝が登場です)

愛しのタテ耳と、白い靴下

突然ですが、自分はネコが好きです。

正確に言うと、「好き」という気持ちで収まりきれないほど、愛しています。

あの、顔。あの、仕草。お腹なんか見せちゃうものなら、もう至福の極みです。

何なんですかね、ネコって。何で、あんなに可愛いんですかね。

以前の記事で紹介したことがあるのですが、ウチはネコが2匹います。名前はミータとナナです。

仕事から帰り車を停めると、音に反応したナナは居間の窓から顔を出し出迎えてくれます。まさにデレデレのなせる技。

玄関を開けて中に入り、着ていたダウンを脱ぐとこんな感じです。

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(内側の温もりが大好きな、ナナ)

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(グルグルグルグル、ロールして)

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(さんざん手に絡みついた後に)

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(放心して、What's マイケルポーズのまま、固まります)

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お前のザイオンは、どこだ?

昨日の記事の続きです。

yoshitakaoka.hatenablog.com

小太りバドワイザーに無理を聞いてもらい、地下の騒音地獄から抜け出した自分は、1階の角部屋で人間的な生活を手に入れました。

「下はうるさかっただろ。悪い奴らじゃないんだ。ただ、若いだけだ」

1階に移った日の夜に、キッチンで顔を合わせたBさんは、そう言って顔をほころばせました。

Bさんは、この寮で初めてヤマン挨拶をしたガッチリ体型のジャマイカンです。

しばらく1階で生活して分かったのですが、常にタンクトップを着て筋肉を前面に押し出しているBさんは、この階のまとめ役のような人で、彼の周りには常に年齢層が高めのジャマイカンもしくはバルベディアンがいて、夕食時には大所帯でテーブルを囲んでいました。

 

自分は地下にいる時から、キッチンで料理を作っては速攻で自分の部屋に運び入れ、いつも1人で食べていました。その方が気分的に楽だったのです。

ですので、寮の住人とは1階に移ってくるまで挨拶以外は殆ど会話を交わしませんでした。得体の知れないものをキッチンで作っている以外は、バスでしか見かけないアジア人。彼らにしてみたら自分は、何の掴み所も無かった住人だったと思います。

そのことが、自分が呼ばれていた呼び名である、「チャイナ」に現れています。

 

前回の最後の部分でも触れましたが、以下が社員寮での自分の名称変化図です:

チャイナ → ジャパン → サムライ → サムライヨシ → ヨシ → ミスターヨシ

 書いてみただけでは意味が全く伝わってこないので、一つ一つの名称解説と共に、寮で起きた変化を書いていきたいと思います。

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めぞん《ヤーマン》一刻

「寮生活」というものを、自分は今までで一度だけ経験したことがあります。

期間は5ヶ月。場所はオンタリオ州のコテージカントリーとして知られる、ムスコカという場所でした。

自分が昔から抱いていた寮生活のイメージは、「めぞん一刻」もしくは「ツルモク独身寮」です。

正確に言うと、めぞん一刻の舞台はアパート(一刻館)なので寮生活の部類には入らないのですが、自分は「寮での生活 = めぞん一刻のような和気あいあいとした雰囲気」という図式を、頭の中で勝手に作り出していました。

 

五代くんに、音無さん、なんなら白鳥沢レイ子さんまでいる生活。

淡く、そして生温い考えでした。

 

自分が通っていたカレッジのコースには、2年目に一般企業へのインターン学習があり、「コネクションを得るチャンスは、ここぞ!」と息巻いた自分は、だいぶ背伸びをして、家から遠く離れたリゾートホテルのインターンに応募しました。何回かの面接の末、先ばしり前のめりな姿勢が奇跡的に通じ、職を得ることが出来ました。インターンの期間は5ヶ月。半端な入寮期間の理由は、そのためです。

 

大自然に囲まれた小さな町にある、会社の寮、というか巨大シェアハウス。

不安な気持ちで辿り着いた自分を最初に迎えたのは、ガッチリとした体型の黒人さんでした。

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